★外食産業を動かす人々
顧客・従業員・取引業者の三方よし
地に足つけ何十年も続く店づくりを
エンヤフードサービス 代表取締役 曽我 健二 氏
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知恵を絞ると「やるべきこと」が見えてくる
大手に学ぶ カフェフードの魅力はこう高める!!
カフェ業界では今、フードの存在感が強まっている。スイーツやパスタなども揃えることで集客や客単価向上に直結。特に昨今、「インスタ映え」に代表されるように、見た目にも訴求するメニューが店の人気を左右するご時世で、その点でもフードは欠かせない。居酒屋や回転寿司もカフェ要素に力を入れてランチ需要を深掘るなど、ジャンルの垣根を超えて「カフェ」が注目されている。成功の決め手を探るべく、活躍する企業に密着した。
米国シアトル系カフェ大手であるタリーズコーヒージャパンの「タリーズコーヒー」は、カットケーキやパンケーキなど、スイーツにも力を入れている。同業態においてスイーツはともに味わうことでコーヒーを生かす、大事な名脇役的存在。マーケティング本部マーケティング第1グループのフードチームでスイーツを担当する宇佐美鉄平チーフは「スイーツは非常に流行りすたりが激しい」と話す。
消費者が気に入ったとしても、同じものを2回、3回と食べに来てくれることは難しい。そのため企画はスピード感を重視し、ドリンクと同じく月に何品も企画する。マーケティングにおいて「営業担当者も社内顧客」との考えのもと、売り手として店舗で最も利用客に接している存在である従業員の声も採り入れて企画を講じているという。
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