11月19日付の外食日報は

●ワタミは再成長の基礎固めへ収益体質強化を

ワタミは今期(20年3月期)から22年3月期までの3期を再成長への基礎固めと位置づけ、収益体質の強化に充てる。22年3月期の売上高営業利益率3%(19年3月期実績1.2%)を目指し、国内外食事業では仕入れの見直しや生産性向上、FC展開の準備などに取り組む。

●ダイナックHDがカームDを持分法適用関連会社化

関東・関西でパブレストランや居酒屋、バーなど多業態を展開するダイナックホールディングス(以下「ダイナックHD」/東京・新宿、若杉和正社長)は、飲食店の設計・デザインとともに自社で店舗運営も手掛けるカームデザイン(以下「カームD」/大阪・大阪、金澤拓也社長)とこのほど締結した資本業務提携により、業態開発の強化に取り組むことを決めた。カームDが10月31日に実施した第三者割当増資をダイナックHDが引受け、カームDの株式33.3%を取得して持分法適用関連会社とした。株式取得価額は非公開。

●サイゼリヤがAmazonとの共同施策で成果

サイゼリヤは、「サイゼリヤ」の東京都内の一部店舗で行っているAmazonとの共同施策が好調だ。現金支払い時にお釣りを「Amazonギフト券」で受け取ると、2%分増額されたギフト券を得られるサービス(飲食代金合計が税込200円以上でお釣り金額が9800円以下の利用など条件あり)。今年7月に2店舗(日本橋浜町店と秋葉原アトレ2店)で始めたところ好評なことから…