11月15日付の外食日報は

●ひらまつは業績向上へ抜本的改革を開始

高級レストラン運営のひらまつはこのほど、抜本的な事業改革に着手した。今期(20年3月期)での業績回復が難しくなるなか、新たに事業パートナーとなった経営コンサルティング会社アドバンテッジアドバイザーズ(以下、アドバンテッジ社)との提携をスタートさせたもので、中長期での業績向上へつなげる。

●松屋フーズHDがそば業態「松そば」スタート

松屋フーズホールディングスはこのほど、東京・清瀬にそばの新業態「松そば」を立ち上げた。そば業態のオープンは17年9月に神奈川・横浜に出した「ヽ松(てんまつ)」以来のことでグループ2店舗目。改めてそば業態の育成強化に乗り出した形だ。近年は牛めしの「松屋」以外のジャンルにも力を入れており、前期(19年3月期)の下期には10年ぶりに寿司業態の出店を再開したほか、1980年代以来となるステーキ専門店の展開にも乗り出していた。

●イートアンドが黄色い看板の「大阪王将」拡大

イートアンドは、外食事業の主力業態である餃子の「大阪王将」で、新デザイン店舗の展開を拡大している。従来の赤ではなく、黄色を前面に出した視認性の高い看板の外観に変えたことで、集客効果が上昇。既存店からの改装だけでなく、新店舗も含めて黄色い看板を推奨しており、今後も順次増やしたい考えだ。