11月13日付の外食日報は

●幸楽苑HDが「利益重視」方針への転換を加速

ラーメン「幸楽苑」の幸楽苑ホールディングスは、経営方針の転換を図る。売上や店舗数に重きを置いた従来の経営方針から、利益重視の方針への転換を加速する。10月の台風19号で福島・郡山の工場が被災し、「台風被害に対する一連のリカバリー対応が店舗・物流・生産の在り方を抜本的に見直すきっかけとなった」(新井田昇社長)といい、「ピンチをチャンスととらえ、売上重視から利益重視への転換を図っていこうと改めて強く思っている」と強調する。

●アークランドサービスホールディングス 臼井健一郎社長インタビュー②

アークランドサービスホールディングスが、新たな天丼業態として国内での展開を始めた「江戸前天丼はま田 練馬関町店」(以下「はま田」)は、非常にシンプルな商品構成が特徴だ。天丼は、看板商品の〈江戸前天丼〉1500円(税別・以下同)、〈上天丼〉1300円、〈天丼〉1000円の3品(いずれも味噌汁付)。ほかは天ぷら単品や〈トマトサラダ〉200円、〈瓶ビール(アサヒ熟撰)〉600円などを用意する程度だ。品数を絞り込む一方、メニューに使用する素材や調理方法については、専門店ならではの取り組みで品質と商品価値を追求している。

●人手不足対応へロボット実装モデル構築チーム組成

経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)はこのほど、人手不足が深刻化している飲食・小売、食品、施設管理の3分野に焦点を当て、課題解決のためのロボット実装を加速するためのモデル構築に取り組む特別チーム「ロボット実装モデル構築推進タスクフォース」を組成した。ロボットを利用するユーザー企業、ロボットを開発、供給するシステム会社(システムインテグレーター)などで構成され、ユーザーとして飲食・食品分野ではロイヤルホールディングス…