11月12日付の外食日報は

●アークランドサービスホールディングス 臼井健一郎社長インタビュー①

とんかつ・かつ丼の「かつや」で知られるアークランドサービスホールディングスが、今年8月30日に「江戸前天丼はま田 練馬関町店」(以下「はま田」)を東京・練馬にオープンし、国内で新たな天丼業態の展開を始めた。天丼・天ぷら業態は過去にも手がけたことがあるが、ロードサイドで1杯税抜1000円からの天丼を提供する専門店は、これまでになかった試みだ。外食業界全体でも非常に珍しい切り口の専門店であるといえる。主力の「かつや」でかつ丼・とんかつ市場を牽引し、からあげ専門店「からやま」や肉めしの「岡むら屋」なども手がける同社ではなぜいま、天丼専門店「はま田」の展開に乗り出したのか。臼井健一郎社長に、業態開発の狙いや店舗の特徴、今後の展開について聞いた。

●スシローGHDは成長加速へ過去最多の出店を

スシローグローバルホールディングスは中期3カ年計画2年目の今期(20年9月期)、業績成長の加速につなげるため過去最多の年間70~80店舗(前期実績は45店舗)を出店する。「スシロー」は再強化しつつ新業態「鮨 酒 肴 杉玉」(以下、「杉玉」)は中計以上のペースで拡充する。成長エンジンに育ちつつある海外店舗も増やす。

●ペッパーFSが「いきなり!ステーキ」でメニュー改定

ペッパーフードサービスは12日から「いきなり!ステーキ」でメニュー改定を実施する。人気メニューのひとつであるサーロインステーキを値下げするほか、ディナータイムで定量カットの販売を始めることで顧客満足度向上につなげる。