11月11日付の外食日報は

●ゼンショーHDは出店とグループ力発揮に注力

ゼンショーホールディングスは、今期(20年3月期)、出店の加速や既存店の強化などの施策に成果を上げている。下期も積極的に事業を推進することで、通期で2期連続の増収増益決算でまとめるとともに、中期目標に掲げる「フード業世界一」の達成確度を高める構えだ。

●20年2月期決算 全体の75%の企業が増収増益目指す

株式を公開している外食関連企業による最新の20年2月期業績予想、および20年8月期予想が出そろった。20年2月期業績予想をみると(下表参照・国際財務報告基準のクリエイト・レストランツ・ホールディングスとコメダホールディングス、決算期変更に伴い19年2月期が11カ月変則決算だったエスエルディーを除く16社が対象、以下同)、経常利益ベースで増収増益を目指している企業は12社となり、全体の75%を占める。

●WDIが「添好運」新宿店で全フード持ち帰り可能に

WDIは、国内では都内で2店舗を手がける点心レストラン「添好運(ティム・ホー・ワン)」の新宿サザンテラス店限定でこのほど、テイクアウト販売対応を看板商品〈ベイクドチャーシューバオ〉のみから全フードメニューに拡げた。