10月28日付の外食日報は

●シリーズ「人材」/すかいらーくホールディングス編①

近年、外食産業の課題として多くの企業経営者の口から聞かれる「人手不足」の問題。店舗運営を担う働き手の確保をはじめ、採用した人材の育成、戦力化、定着率向上など、企業によって人材に関する課題や悩みもさまざまだ。本シリーズでは、従業員の着実な採用や育成、働く環境の整備に取り組む企業に着目。第1回は、パート・アルバイトを含む約10万人のスタッフが働き、「ガスト」や「バーミヤン」、「しゃぶ葉」などグループ約3200店舗を展開する、すかいらーくホールディングスを取材した。

●UFSが「上島珈琲店」の最新進化版業態を開発

UCCグループで外食事業を担うユーシーシーフードサービスシステムズ(UFS)は11月1日、東京・渋谷に新業態のカフェ「REAL DRIP COFFEE No.12 by上島珈琲店」を立ち上げる。同日に開業する渋谷駅直結・直上の大規模複合施設「渋谷スクランブルスクエア」でのオープン。主力「上島珈琲店」の進化版「上島珈琲店No.11」(東京・御成門)をさらに進化させたモデルという。

●JF調査9月度 居酒屋前年割れも全店売上高は2カ月連続増

日本フードサービス協会(JF)は会員社を対象にした19年9月度の外食産業市場動向調査をまとめた(関連表8面)。同調査による9月の全店ベース全業態合計の売上高は、前年同月比(以下全て前年同月比)104.0%と2カ月連続の前年超え。客数103.3%、客単価100.7%といずれも前年を上回った。