10月16日付の外食日報は

●柿安本店はフードコート攻略に引き続き注力

柿安本店はレストラン事業において、「柿安 Meat Express」をはじめとした肉業態によるフードコートの攻略に引き続き力を注ぐ。今期(20年2月期)はフードコート店舗をけん引役に出店ペースが当初想定以上で推移する。下期はブランドの拡充も進めるなど展開を強化し、ビュッフェに次ぐ同事業の新たな収益の柱を目指して育成する。

●牛丼チェーンで冬の「牛鍋」提案始まる

大手牛丼チェーンで冬の定番となっている「牛鍋」の投入が今シーズンも始まった。新商品の投入や定番メニューの強化、肉大盛りのボリューム訴求などにより、秋冬シーズンの需要獲得に向けた動きが本格化している。

●台風19号の被害が外食チェーンの営業に影響

関東を中心に長野県や東北地方の一部に大きな被害をもたらした台風19号の影響が外食産業にも広がっている。想定を上回る雨量や河川の氾濫、土砂崩れなどの影響が水道、電気、物流をはじめとした社会インフラを直撃し、15日時点でまだ営業再開の目途が立っていない店舗もみられる。外食産業においては12~13日にかけての台風上陸を前に、従業員や利用客の安全を考慮して一部店舗の臨時休業や営業時間短縮などを発表していた企業も多かった。事前の対策は打っていたものの…