10月11日付の外食日報は

●壱番屋が国内「CoCo壱番屋」の既存店強化に注力

壱番屋は、主力業態である「カレーハウスCoCo壱番屋」(以下「壱番屋」)の既存店活性化に注力する。今期(2020年2月期)の国内事業は前期に続いて、「既存店の売上強化を最重要課題」(葛原守社長)とした取り組みを推進。併せて、新市場の開拓を進める海外事業も強化することで業績成長を目指す。

●サイゼリヤが新業態戦略を練り直し

サイゼリヤは「Spaghetti Mariano(スパゲッティ マリアーノ)」をはじめとしたパスタ専門店を中心に手がける新業態について、戦略を練り直す。今期(20年8月期)も収益モデルの構築に引き続き取り組むほか、フレンチトースト店では「サイゼリヤ」と連携した形の出店も試す。

●ユナイテッド&Cが「大衆食堂 あづま」開業

ユナイテッド&コレクティブはこのほど、定食をメインにちょい呑みニーズにも対応した新業態「大衆食堂 あづま」(東京・平井)を立ち上げた。居酒屋「てけてけ」とハンバーガーショップ「the 3rd Burger」を主要収益源とするなか、2月に低価格居酒屋「鳥料理が安いだけの店 やるじゃない!」を立ち上げるなど近年は新業態の開発、育成にも注力。収益成長余地を広げる取り組みを進めている。