10月10日付の外食日報は

●マクドナルドが〈プレミアムローストコーヒー〉全面刷新

日本マクドナルドは「マクドナルド」で約3年ぶりにホットコーヒーの〈プレミアムローストコーヒー〉(Sサイズ税込100円・Mサイズ同150円)を全面刷新し、15日から提供する。食事との相性や味わいが長続きすることなどを念頭に改良しつつ、価格は据え置き。「もっと、おいしさ&バリュー向上宣言」を掲げておいしさと価格のバランスを追求する今期(19年12月)の取り組みに拍車がかかっている。

●吉野家HDが「クッキング&コンフォート」モデル拡大

吉野家ホールディングスは、利用客が店内のカウンターで注文・支払いを済ませ、出来上がった商品を後から取りにいく仕組みの「吉野家」を拡大する。従来から「キャッシュ&キャリー店舗」として増やしてきた店舗モデルで、現在はメニューの質や居心地の良さを分かりやすく伝える「クッキング&コンフォート」の呼称で拡大を推進。同モデル店舗では客層の拡大だけでなく、「客数、客単価にも良い効果が出ている」(河村泰貴社長)ことから、今後も新規出店、既存店からの改装を含めて増やしていく意向だ。

●新生「三井アウトレットパーク 横浜BS」は飲食20店舗

三井不動産は商業施設「三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド」を、20年4月10日にリニューアルオープンする。日本初の本格アウトレット施設として98年に開業した施設で、18年9月に一時閉館としてリニューアル開発を進めていた。リニューアルで総店舗数は以前の2倍となる約170店舗に増える。飲食は14店舗増となる20店舗が、全て閉館前とは異なる顔ぶれで立ち上がる。