9月30日付の外食日報は

●シャノアール中村社長「新業態の経験はカフェにも」

シャノアールが9月28日、窯焼きのスフレオムレツとスフレクレープを基幹商品とするレストラン「YELLOW MARKS(イエローマークス)」を東京・渋谷にオープンする(10日付本紙で詳報)。「カフェ・ベローチェ」を中核にしたカフェの企業が新たな事業展開に踏み出すものだ。その背景や今後の事業方針について、中村成佑社長に聞いた。

●ワタミは渡邉美樹氏が経営トップに復帰

ワタミは27日の取締役会で、創業者の渡邉美樹取締役が10月1日に代表取締役会長兼グループCEO(最高経営責任者)に就任する人事を決めた。渡邉氏は9月26日に、ぐるなびが開催した戦略共有会議「GON MEETING」で基調講演を行い、ワタミを通して中小企業のスタートアップを支援するためFC展開を本格化するとともに、事業活動そのものが環境問題など社会の課題を解決するCSR(企業の社会的責任)経営に注力することを明らかとした。

●8月既存店は全体の6割が売上プラスに

株式を公開している外食関連企業の19年8月既存店売上高(56社・業態)がまとまった(関連表は8面に掲載)。前年を上回った企業は全体の62.5%にあたる35社となり、27%程度にとどまった7月と比べて状況が好転した。