9月26日付の外食日報は

●オーイズミフーズが「くいもの屋つう」育成に本腰

居酒屋「くいもの屋わん」(以下、「わん」)を中心に国内外332店舗(国内329店舗・9月20日時点)を展開するオーイズミフーズ(神奈川・厚木、大泉賢治社長)は、新業態「くいもの屋つう」(以下、「つう」)がまもなく展開2年目に入る。「わん」で不足していた部分を補う、「原点回帰」を図って開発したスピンオフ業態。7月には2号店も立ち上げており、検証から本格的な収益源へ育てる段階に入りつつある。

●11月22日開業の「渋谷PARCO」に飲食37店舗

パルコが11月22日に開業する旗艦店「渋谷PARCO」(東京・渋谷)に出店する飲食店の詳細がこのほど明らかになった。「食」に注力した施設として、建て直し前よりも多い37の飲食店がオープンする。「食・音楽・カルチャー」をコンセプトにした地下1階のレストランフロア「CHAOS KITCHEN(カオスキッチン)」のように、フロアごとのコンセプトに沿ったバラエティ豊かな飲食店が出店する。

●ジョイフルは消費増税に「高付加価値」で対応

ジョイフルは10月1日に主力のファミリーレストラン「ジョイフル」で新グランドメニューの販売を始める。消費増税および軽減税率導入開始のタイミングにあって、価格表記は引き続き税別表記とし、既存メニューの価格改定は行わずに改良した上で値段を据え置く方向をとる。主力ハンバーグでも食感を向上させた新型に切り替えるなど、高い付加価値を訴求することで需要を刺激し、消費増税に対応する構えだ。