9月24日付の外食日報は

●テイクアウト・デリバリー強化で売上高底上げ

外食業界でテイクアウトやデリバリーを強化する機運が高まっている。外食としてイートインを基本に置いて集客を追求するのはもちろんのことながら、時流を捉えて持ち帰りやデリバリーのニーズにも柔軟に対応することで、売上の底上げを図る動きだ。10月1日からの消費増税・軽減税率制度導入でイートインは10%・テイクアウトとデリバリーは8%と課税率に差が付くことで、価格や利便性を重視する消費者がテイクアウトを選ぶ動きが増すとみられることもテイクアウト強化の背景だ。

●グローバルDがヴィーガン認証取得の日本酒販売

グローバルダイニングはこのほど、外国人の利用が7割を占めるレストラン「権八 西麻布」(東京・西麻布)で、ヴィーガン認証を取得した日本酒を発売した。酒造会社の南部美人(岩手・二戸)による日本酒3種を取り扱うもので「グローバルスタンダードに対応した、さまざまな人に楽しんでもらえる店を目指す一環」(グローバルダイニング)としている。

●「サブウェイ」が初の「甘いサンドイッチ」2品

日本サブウェイ合同会社は10月9日からサンドイッチ・チェーン「サブウェイ」で、14時以降の時間帯限定メニュー〈あんこ&マスカルポーネ〉(単品170円・ドリンクSセット320円、以下含めすべて税別価格)と〈つぶあん〉(130円・280円)の2品を販売する。全世界の「サブウェイ」で初となる、甘いスイーツタイプのサンドイッチで、サイズは既存のレギュラーサイズサンドイッチの半分。ランチピーク後のカフェタイムやデザートタイムに利用しやすいメニューとして商品化した。