9月20日付の外食日報は

●鳥貴族が出店再開・再成長に向け基盤強化

全品税抜298円均一の焼鳥居酒屋「鳥貴族」の鳥貴族は、収益基盤を強化する。既存店客数を増加トレンドに転換させるとともに、不採算店舗の撤退によってエリアごとの総席数の適正化を図る。今期(20年7月期)は撤退もあるため減収増益の見込みだが、新規出店の再開や事業の再成長に向けた基盤固めに力を注ぐ。

●ラグビーW杯開催で外食業界に特需

20日から日本で、スポーツイベント「ラグビーワールドカップ(ラグビーW杯)」がアジアで初めて開催される(期間は11月2日まで)。ラグビーは世界的に人気が高いスポーツであるだけに、出場国をはじめとした各国のラグビーファンの多くがこの機会に日本を訪れる。外食においても訪日外国人需要が盛り上がるとみられ、需要に対応した各社の施策が注目される。

●マルシェが「心八剣伝」でメニュー10%増量企画

マルシェは10月1日からの消費増税を意識した需要盛り上げ策として、大阪府内で7店舗を展開する「串焼酒場 心八剣伝」の全店で、各メニューを10%増量して提供する「メニュー増量キャンペーン」を実施する。同10日までの10日間限定。