9月18日付の外食日報は

●浜木綿が10月18日にジャスダックと名証2部へ

東海地方を中心に中国料理業態を展開する浜木綿(愛知・名古屋、林永芳社長)が10月18日、東京証券取引所ジャスダック市場と名古屋証券取引所2部市場に新規上場(IPO)する。外食関連企業のIPOは、6月のステーキレストラン運営のあさくま以来。近年の外食IPOは、専門性の強い案件が多く、特に中華ジャンルが目立つ格好となっている。

●ダイナックが新業態「サカナ酒場 魚盛」オープン

関東や関西で直営のバーやレストランなど幅広い業態を手がけるダイナックは、海鮮居酒屋を主体に18店舗を展開する「魚盛」の多様化を進める。27日に開業する商業施設「COREDO室町テラス」(東京・三越前)に、海鮮居酒屋「魚盛」をリブランドした新業態「サカナ酒場 魚盛」を出店する。2010年に1号店を立ち上げた「魚盛」は、16年8月にはスピンオフ業態第1号の海鮮食堂「魚盛」(埼玉・さいたま新都心)を出店。以前から「商業施設に出店しやすいモデルを模索」(同社)しており…

●トリドールHDが米投資ファンドと資本提携

トリドールホールディングスはこのほど、米投資会社ハーゲット・ハンター・キャピタル・マネージメント(以下、HH)の投資ファンド「Hargett Hunter Premier Brands Fund I,LP」(以下、HHPBF)との資本提携を決めた。米国で「丸亀製麺」を展開する現地子会社MARUGAME UDON USA,LLCが同ファンドから出資を受けるもの。HHのサポートを受けて米国での店舗展開を加速させる狙いで、現在の8店舗体制から25年までに160店舗体制を敷く方針だ。