9月15日号の日本外食新聞は

★外食産業を動かす人々

M&A足掛かりに東京進出も計画
来年に《竹乃屋》FC展開開始も

タケノ 代表取締役 竹野 孔氏

タケノ 代表取締役 竹野 孔氏

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・居酒屋JAPAN2019 in 大阪
セミナー紙上再録 スペシャル企画②

インフォマート× トレタ 「 IT最前線」を語る
ここまで来た~次世代飲食店の姿

インフォマート取締役営業本部長 大島大五郎さん(右)とトレタ代表取締役 中村 仁さん

【インフォマート・大島大五郎取締役】
父親が食品卸を営んでいたこと、また自分自身も食品メーカーに5年半勤めていたこともあり、若い頃はルートセールスに同行した経験が多くあった。当時、事務所にFAXが6、7台あって、「FAX番長」と呼ばれる人が仕分けをし、そこから手作業でピッキングしていた。電話発注からFAXに切り替えていた時代だが、「本当にFAXのままでいいのか」と疑問に思った。

お店は発注用紙を作成して送信、卸はそれを見て入力する。同じ作業を2カ所で行っているのは二度手間だと感じた。また決してキレイとは言えない字のFAXがたくさんあるだけでなく、例えば「ビール」としか書いていないが、長年の知識と経験で、銘柄がキリンだとわかるという世界だった。

その後、インターネットが広がった。2003年頃は駅前でモデムを無料で配っていて、ネットの環境が少しずつ整い始めた時代。インフォマートはその年に発注のシステムを作り、最初は東京で、半年後には大阪でリリースした。

飲食業界の発注システムとしては後発であったが、日本には約67万店舗の飲食店があるといわれている中、そのうち約10万店舗が当社のサービスを利用している。年間流通金額は約2兆円だ。発注システムは納品業者、つまり卸が賛同してくれないと提供できない。自分の実家が卸だったこともあり、卸へのサポートを強化してきた。おそらく飲食企業へシステムを提供している会社で、ここまで卸をサポートしている企業は他にないと思っている。

飲食店で働いている人をたくさん見てきて思ったのは……

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