9月11日付の外食日報は

●レインズが「温野菜」で2タイプメニュー展開へ

レインズインターナショナルは12日、「しゃぶしゃぶ温野菜」(8月31日時点347店舗)のグランドメニューを変更する。「温野菜」で初めて、立地ごとの消費者ニーズを意識した2タイプのグランドメニューを導入する。郊外ロードサイドをはじめとするファミリー客の多い店舗と、都市部に多いビルインなどの店舗で異なるメニューを用意し、「立地別のニーズをしっかりと獲得していく」(同社)考えだ。

●FFで相次ぐ「月見」企画 想定超の滑り出しも

ファストフード(FF)で「月見」企画が賑わっている。「月」を具材で表現したバーガー類などを通じて洋風FFで秋の定番となっているなか、今年は和風FFでも新たに動く企業が出るなど例年以上に盛り上がりをみせ、良好な滑り出しもみられている。販売期間が10月にまたがる商品もあり、同月からの消費増税・軽減税率導入の最初の影響を見定める意味でも注目の企画となっている。

●なか卯が関西国際空港にタッチパネル設置店舗

ゼンショーホールディングス傘下のなか卯は26日、大阪の関西国際空港エアロプラザ3階に、丼ぶりと京風うどんの「なか卯 関西国際空港店」をオープンする。「なか卯」で初めてタッチパネル端末を設置した店舗となる。「インバウンド(訪日外国人旅行)の需要」(ゼンショーホールディングス)も見込んで出店を決めた。