9月10日付の外食日報は

●シャノアールがレストラン事業に参入

カフェ大手のシャノアールが、レストラン事業に参入する。新業態として、窯焼きのスフレオムレツとスフレクレープをメインとしたレストラン「YELLOW MARKS(イエローマークス)」を開発。28日に1号店を東京・渋谷にオープンする。「カフェ・ベローチェ」以外の収益源を育てる取り組みが、新たな段階に入った。

●都市型中規模施設「HULIC &New KICHIJOJI」開業

不動産中堅のヒューリック(東京・小伝馬町、吉留学社長)は6日、東京・吉祥寺に商業施設「HULIC &New KICHIJOJI(ヒューリック アンニュー キチジョウジ)」をオープンした。築17年の病院をリノベーションした施設で、セブン&アイ・フイードシステムズの新業態や、食肉専門店が初めて手掛ける飲食物販店のほか、スポーツブランド「アディダス」などのショップが出店する。

●テン コーポは一部商品を「税込統一価格」に

ロイヤルグループで「天丼てんや」を展開するテン コーポレーションは、10月1日からの消費増税に伴い導入される軽減税率制度への対応として、〈天丼〉など一部のメニューについて、イートイン(店内飲食)とテイクアウト(持ち帰り)の税込価格を統一することを決めた。同制度においてイートインで10%、テイクアウトの場合は従来通り8%の税率が課されることを踏まえ、イートインの場合は本体価格を値下げする。