9月2日付の外食日報は

●ペッパーFSが「いきなり!ステーキ」既存店に注力

ペッパーフードサービスは主力業態「いきなり!ステーキ」で高速出店による成長戦略はいったん返上し、既存店強化に注力する。今期(19年12月期)が減益見通しとなるなかで方針を転換。「正念場にある」(一瀬邦夫社長)との認識から、原点回帰を意識した商品力の強化などを通じ、再成長への基盤作りを進める。

●にっぱんが「発酵熟成鮮魚」企画で第2弾

主に東京都内で立ち食い形式中心に「魚がし日本一」ブランドの寿司店を展開する、にっぱん(東京・有楽町・近藤洋一社長)は9月2日から34店舗(東京・高田馬場の板前研修店舗を除く全店)で、「発酵熟成鮮魚」の握り寿司企画第2弾の販売を始める。第1弾の好調を受けたもので、「定番企画化も前向きに検討している段階にある」(同社)といい、先駆的な試みが順調に進んでいる。

●ラグビーW杯観戦需要も取り込みへ

ロイヤルグループのアールアンドケーフードサービスは、東京・明治神宮外苑で夏から秋にかけて恒例の「森のビアガーデン」について、営業期間を6日間延長して9月29日まで営業することを決めた。園内の大型モニターを活用し、同20日から日本で開催されるラグビーワールドカップ2019(ラグビーW杯)の観戦需要を取り込む構えだ。