8月30日付の外食日報は

●SDGs関連の取り組みが活発に

外食産業でSDGs(エスディージーズ=持続可能な開発目標)を意識した動きが活発だ。環境保全など、社会が持続していくために必要なことにメニュー作りや店舗環境の整備などを通じて取り組んでいるもので、「企業の社会的責任」への意識が高い企業が意欲的。ワタミやすかいらーくグループ、コメダホールディングスなど、外食大手各社での取り組みが目立っている。

●相互メリットが見込める販促企画

外食企業と食品メーカーとのコラボレーション企画が相次いでいる。話題の拡散や認知度アップなど、双方にメリットが得られる企画として展開する動きが多い。外食企業にとっては店舗の注目度が高まり、コラボ相手のファン層など新規顧客の集客が期待できる企画。メーカー側も、自社の商品を実際にどのような消費者が食べているかが分かるなどのメリットが見込まれるものだ。

●マルシェが「餃子食堂マルケン」で「残暑割」

マルシェは餃子酒場業態「餃子食堂マルケン」で9月1日から、最高気温次第で餃子メニューが割引となる企画「残暑割」を始める。同社では専門業態の育成に力を入れるなか、このところユニークな販売促進策を通じて話題性と共に集客を見込む取り組みが目立っている。