8月28日付の外食日報は

●「かわ焼き」が売りの居酒屋がじわり拡大

九州・博多で人気の鳥皮の串焼き(かわ焼き)を売りとする居酒屋業態がじわりと拡大している。専門店の展開で先行しているチェーンのほか、鳥皮串を看板商品に据えた新業態も台頭。居酒屋など多ブランドを手がける企業が、成長業態の一つとして育成する動きが目立つ。

●シリーズ~あの新業態はいま~第2回 「熱々屋」

昭和レトロ調の居酒屋「なつかし処昭和食堂」を主力に居酒屋を多業態展開する海帆が、地元の名古屋地区を中心に展開する「餃子・ハイボール酒場 熱々屋(あつあつや)」(以下、「熱々屋」)の育成に力を注いでいる。特にこの夏から出店を加速中で、まもなく10店舗体制となる見込みだ。全て既存業態からの転換による出店であり、今期(20年3月期)は収益基盤の立て直しを重点課題に取り組むなか、既存店回復のための戦略業態としての役割を担う存在に育ちつつある。

●HUGEがニューアメリカン業態で2店舗目

カジュアルレストラン展開のHUGE(東京・渋谷、新川義弘社長)は31日、愛知・名古屋に「The TOWER TAVERN BAR&GRILL(ザ・タワー タヴァン バー アンド グリル)」を立ち上げる。米国の料理に、2つのラテン圏(ラテン・アメリカとラテン・ヨーロッパ)の食文化を融合させた、独自の「ニューアメリカン」スタイルを打ち出す。名古屋駅直結の「JRセントラルタワーズ タワーズプラザ」内での出店。