8月26日付の外食日報は

●シリーズ~あの新業態はいま~第1回 「並木街珈琲」/ジョイフル

新業態の開発、育成は外食企業にとって重要な要素だ。一からブランドを作り上げる点で相応の先行投資を要するが、軌道に乗れば業績成長・回復の起爆剤になり得る。それだけに、育成の動向は各社の今後を占う上でも大きな関心事だ。新業態のいまを追う「シリーズ あの新業態はいま」、第1回目はジョイフルの「並木街珈琲(なみきのまちこーひー)」。現在2年目に入った同社初のカフェであり、多店舗化が近づいているもようだ。

●セブン&アイ・FS 「デニーズ」で19年版ぶどうのデザート発売

セブン&アイ・フードシステムズは27日から「デニーズ」で、国産ぶどうを使った季節のデザートを販売する。秋にかけてのぶどうのデザートは「デニーズ」の定番。今年は昨年好評だった「シャインマスカット」に加え、初採用の「ナガノパープル」を使った商品を開発した。販売好調だった昨年のぶどうのデザートを上回る販売数を目指す。

●ワタミ 「から揚げの天才」育成順調

ワタミは、から揚げと玉子焼きの店「から揚げの天才」の育成が順調だ。今年7月29日に東京・多摩川で立ち上げた2号店は、現在まで売上は「想定を大きく上回っている」(同社)という。同業態はワタミのから揚げのノウハウと、実家が玉子焼き屋であるタレント・テリー伊藤氏のノウハウを融合させて開発し…