8月22日付の外食日報は

●FF・FRお盆休み概況 各社が前年売上上回る

お盆休み期間(10~16日)のファストフード(FF)、ファミリーレストラン(FR)の売上概況は、フェア商品投入などが需要を押し上げ、前年を上回る堅調な推移が中心となった。西日本で台風の影響があったものの、東日本を中心とした地域では気温が上がり夏らしい気候の日が多く、冷たいドリンクの販売やファミリー層の利用が多いチェーンの集客に寄与した。

●スターバックス 銀座に新業態

スターバックス コーヒー ジャパンは9月4日、東京・銀座に新業態「スターバックス リザーブ ストア」をオープンする。2月に開業した国内初の焙煎所付き店舗「スターバックス リザーブ ロースタリー東京」(東京・中目黒)の要素を凝縮したモデルとして開発。座席予約システムを本格導入し、利便性も高めた新スタイル店舗として訴求する。

●SRSホールディングス 子会社で新たな定食業態

「和食さと」などのレストランを中心に展開するSRSホールディングはこのほど、定食業態「Attaka(あったか)」を兵庫・尼崎のJR塚口駅直結型商業施設「VIERRA塚口」で立ち上げた。子会社の宮本むなしの主力定食チェーン「宮本むなし」からのスピンオフ業態となるもので、課題となるテイクアウト需要獲得に焦点を当てている。多店舗化については未定で「まずは1号店の動向をみてから検討する」(SRSホールディングス)とする。