8月1日付の外食日報は

●アークランドSHD 国内「かつや」は客単価確保と客数最大化に軸足

アークランドサービスホールディングスは今期(19年12月期)の下期、主力の国内「かつや」事業で前年並みの客単価となる770円程度の確保と、客数最大化による既存店収益力の改善に力を注ぐ。特に客単価は想定以下で推移しているため「できる限り前年並みをキープしたい」(臼井健一郎社長)として、商品提案手法の見直しなどの施策を推進する。

●JF推計 外食市場規模7年連続増

日本フードサービス協会(JF)は7月31日、18年の外食産業市場規模推計(以下「外食市場規模」)を発表した。同発表による18年の外食市場規模は、前年比0.3%増加の25兆7692億円。1人当たり外食支出額がわずかに減少したものの、訪日外国人の増加、法人交際費の増加などにより前年を上回った。外食市場規模は12年から7年連続で増加している。
18年の状況を部門別にみると、飲食店や宿泊施設、社員食堂、病院給食などを含む「給食主体部門」の市場規模は、全体の80.7%を占める20 兆7926億円。前年比0.3%増加した。

●甲羅 新アジア系居酒屋業態立ち上げ

名古屋めし業態「赤から」などの飲食店を380店舗(7月末時点)展開する甲羅(愛知・豊橋、鈴木勇一社長)は8月6日、愛知・名古屋に20~40代女性を中心ターゲットとしたアジア系居酒屋「Vivilan(ヴィヴィラン)」を立ち上げる。「写真映え」する鍋、スパイシーな料理など、トレンドを意識したメニューを訴求。「成果を踏まえて多店舗化を検討する」(同社)とする。