7月30日付の外食日報は

●テーブルオーダー型焼肉食べ放題店が活況

テーブルオーダー型の焼肉食べ放題業態の台頭が目覚ましい。利便性が評価されて人気を博し、各社の出店が相次いでいる。居酒屋などほかの業態からテーブルオーダー型焼肉食べ放題店に転換することで、既存店の活性化を図る動きも目立っており、当面は店舗網拡充の動きが進む公算がある。

●ハイデイ日高インタビュー 第3回

ハイデイ日高が新店、既存店を含め進めている「日高屋」での券売機導入によって、今後のプラス効果発現を期待するのがランチタイムの回転率だ。食券を購入してから席に着く券売機店舗(「とんかつ日高」1店舗を含む13店舗)では、利用客が席に座ってから退店するまでの時間はもちろん、入店から退店までの時間も通常店舗より短い。「ちょい飲み」需要が大きい夜の時間帯の「おかわり」をしやすくする仕組みの追求とともに、昼の時間帯の回転率向上にもビジネスチャンスがあることに注目して券売機の設置効果を検証している。

●ゴールデンマジック 2つの地域色出した新業態

DDホールディングス子会社のゴールデンマジックは8月2日、新業態の「博多かわ串・高知餃子 酒場フタマタ 新橋店」(以下「酒場フタマタ」)をオープンする。博多名物「かわ串」と高知県で人気の「餃子」の2つを看板商品に据えた「ハイブリッド酒場」(同社)として開発したもの。出店は昨年8月の「九州熱中屋 浦和 LIVE」(埼玉・浦和)以来約1年ぶりとなる。同社はDDホールディングスグループの中でも「九州熱中屋」や「やきとり〇金」などのチェーン展開を基本とするブランドを手がけており、今回立ち上げる「酒場フタマタ」についても「店舗を増やしていきたい」(同社)考えだ。