7月29日付の外食日報は

●夏が本格化 ビアガーデンは本番

本格的に夏が到来してビアガーデンの需要が本番を迎える時期が間近だ。主に5月から9月にかけて外食各社が展開するなか、今年は例年より涼しい状況が多く全般に苦戦してきた。しかし、7月末にかけてようやく全国的に梅雨明けとなることで、以降は夏らしい暑さを背景に盛り返しの局面が見込まれる。各社の意気も高い。

●ハイデイ日高インタビュー 第2回

ハイデイ日高がラーメンの「日高屋」で進めている券売機の導入において、カギになるのが売上高に占めるアルコールメニューの比率だ。同社店舗のアルコール売上比率は平均で約17%とラーメン系のチェーンでは他に類をみないほど高く、夜は仕事帰りに気軽に「ちょい飲み」ができる店として認知度も高い。しかし、券売機設置店舗(「とんかつ日高」1店舗含む13店舗)でアルコールメニューの「おかわり」をする際は、利用客自身が券売機のところまで行って追加の食券を購入することが原則。人手不足対策の観点から導入を始めた券売機の設置によって、既存店よりもアルコールの売上比率が下がるのではないかとの懸念も同社では持っていた。

●ダイナックP 「鳥どり」新タイプで高速道路初出店

ダイナックホールディングス傘下で道の駅・サービスエリア運営やゴルフ場内レストランの運営受託を手掛けるダイナックパートナーズは29日、東北自動車道蓮田サービスエリア(上り線)内に、新業態の丼ぶり店「焼き鳥丼と親子丼 鳥どり」を立ち上げる。同サービスエリアで同日に開業となる商業施設「Pasar(パサール)蓮田」の、フードコートでの出店となる。