7月25日号の日本外食新聞は

★外食産業を動かす人々

焼鳥市場で唯一無二の存在目指す
5年以内に300店舗体制構築を

すみれ 代表取締役 湯澤忠則 氏

すみれ 代表取締役 湯澤 忠則氏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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10年間、堅実に成長し「100店舗体制」目前に
焼鳥《すみれ》の強さを大解剖する!!

《やきとり家すみれ》祐天寺本店のファサード。すべてはここから始まった

《やきとり家すみれ》祐天寺本店のファサード。すべてはここから始まった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2009年6月、東京・祐天寺に「やきとり家すみれ(以下「すみれ」)」1号店を開店したすみれ(東京・代官山、湯澤忠則社長)。10年後、「すみれ」は100店舗規模にまで成長した。「すみれ」の1号店から2号店を出すまでに、実は約2年半という年月がかかっている。創業当初からFC展開を視野に入れていたため、1号店で店舗の作り込みを完璧に行った上で、満を持しての2号店開店だったのだ。つまり、その後の約7年半で100店舗を達成したことになる。

そもそも、なぜ焼き鳥業態でチェーン展開を狙ったのか。すみれの社長、湯澤忠則さんはこう説明する。
「FC展開をするなら、利用客にとってなじみがあり、それなりに市場が出来上がっている業態でないと難しい。なおかつ、生活に根付いているものをと考えていた。焼き鳥業態はすでに当時約2000億円の市場規模があり、申し分ないと考えた」
確かに、焼き鳥は老若男女問わず好まれる料理の一つだ。また、鳥肉は比較的安定供給ができる食材でもある。ちなみに焼肉市場も5000億円規模と大きい人気業態だが、焼肉市場にはすでに強力なブランドが多かったこともあり、すみれは焼き鳥市場に打って出た、というわけだ。
さまざまな会社がしのぎを削る焼き鳥市場の中で、すみれはどのポジショニングを狙っているのか。湯澤さんが言う。……

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東京・立川/《Bistro flatcafe》