7月22日付の外食日報は

●盛り上がる「アスリート食」

外食による健康志向への対応として、「アスリート食」の存在感が増している。カロリーだけでなく糖質、たんぱく質など、栄養バランスにまで配慮した、アスリート(スポーツをする人)の食事のようなメニューを提案する動きが目立ってきた。今後、9月からのラグビーワールドカップ、来年7月からのオリンピック・パラリンピックという世界的なスポーツイベントの日本での開催を経て人々のスポーツ熱が高まり、「アスリート食」のニーズを押し上げるシナリオも描ける。

●DKI、「グリーンベリーズコーヒー」全国展開へ

大阪地盤の不動産開発会社である角屋のグループ企業で飲食事業を手掛けるD.K International(大阪・大阪、岩谷良平社長)は、日本唯一のマスターフランチャイジーとして国内9店舗を展開する米国発カフェチェーン「Greenberry’s COFFEE CO.(グリーンベリーズコーヒー)」の全国展開を本格化する。8月にFC1号店「岡山駅前店」(岡山・岡山)をオープンし、以後FC出店を推進。今後5年間で全国50店舗体制を敷く計画だ。

●MPキッチン 「三田製麺所」ロードサイド展開に本腰

エムピーキッチン(東京・渋谷、村上竹彦社長)が、「つけ麺専門店 三田製麺所」(35店舗・19日時点)の郊外ロードサイド展開に本腰を入れている。22日にはロードサイドでは4店舗目の「豊田インター店」(愛知・豊田)を立ち上げる。駅前立地や商店街を主戦場とするなか、出店余地を拡げる取り組みが進んでいる。