7月19日付の外食日報は

●スシローGHD 「回転寿司の常識を変える」商品企画を

スシローグローバルホールディングスが、寿司以外の外食ジャンルの「匠」がいちから参画する商品開発のプロジェクトを立ち上げた。年間で実施して新たな「スシロー」の定番商品の確立を目指す。別ジャンルの飲食店と監修やコラボといった部分的な形ではなく全面的に連携するのは画期的。「回転寿司の常識を変える」(同社)との意気込みで「スシロー」の魅力底上げを図る。

●モスフードS 新スタイル店舗をオープン(下)

モスフードサービスが19日にオープンする「モス プレミアム」と「マザーリーフティースタイル」の2店舗が一体となった複合店舗(神奈川県横浜市中区桜木町1-101-1 クロスゲート1F)は、個性の異なる店舗が1つの空間に集まる同社初のフードホールスタイルの店舗として立ち上げるもの。客席を共有化した店内(79.7坪・94席)でグルメバーガーやアルコールドリンク、紅茶、スイーツなど多彩なメニューを提供し、周辺勤務者からファミリー、インバウンド(訪日外国人旅行)客まで幅広い客層の取り込みを目指す。

●柿安本店 第3のフードコート向けブランドを投入

柿安本店はフードコート向け業態の第3弾として、中華ジャンルの新ブランド「石焼牛肉炒飯 柿安」を開発した。19日に「イオンモール橿原店」(奈良・橿原)、21日に「イオンモール熱田店」(愛知・名古屋)を連続でオープンする。いずれも第1弾として好調な「柿安Meat Express」と厨房がつながったダブル出店の形態で立ち上げる店となり、フードコートでの出店攻勢に拍車を掛ける。