7月17日付の外食日報は

●くら寿司 成長課題の解決へ新たな商品とサービス

くら寿司は、今後の成長に向けた課題とする「価格維持」「待ち時間の短縮」「適切な人員確保」の取り組みを強化する。プレミアム商品群の「旬の極みシリーズ」を拡充する。スマートフォンを用いて注文などができるサービスも導入。継続的な業績拡大につなげる。

●リンガーハット とんかつ「濵かつ」の新タイプ

リンガーハットは19日、長崎ちゃんぽんととんかつを提供する「とんかつ濵かつ 神奈川大和店」(神奈川・大和)をオープンする。同社ではこれまで、同じ敷地内に「リンガーハット」と「濵かつ」を出店して駐車場を共有している事例や、同じビルの1~2階に「濵かつ」と「リンガーハット」をそれぞれ出店している事例はあるが、「とんかつ濵かつ 神奈川大和店」のように「『濵かつ』の店舗でリンガーハットの商品を提供するのは初の試み」(リンガーハット)となる。

●ニラックス 旬の料理をまとめたブッフェ新業態を

すかいらーくグループでブッフェ業態を中心に展開するニラックスはこのほど、東京・武蔵村山の商業施設「イオンモールむさし村山」に、新たなブッフェ業態となる「THE BUFFET NewMarket」(以下、「ニューマーケット」)を立ち上げた。和洋中などさまざまなジャンルで関心を集めている「旬の料理」を集積した、文字通り色々なものが並ぶ「Market(市場)」といった趣を提案する店舗となる。注文を受けてから仕上げて提供するスタイルも従来業態以上に重視した、ライブ感も訴求することで「家族連れをはじめ、若年層の人々も含めて幅広い層に親しまれる店舗を目指す」(ニラックス)としている。