7月16日付の外食日報は

●三光MF 博多屋台グルメの「野菜巻き串」専門店に参入

三光マーケティングフーズが、野菜を豚バラなどの肉で巻いて串にする博多屋台グルメ「野菜巻き串」の専門業態「にのまえ屋」を東京・恵比寿に立ち上げた。ベンチャーや中小の参入が相次ぐジャンルに、大手も本腰を入れ始めた。女性客を開拓する戦略業態として、本場の趣向、こだわりを訴求する。推進している事業構造改革の主要テーマに沿った取り組みでもあり、今後の成果が注目される。

●ポッカクリエイト 「カフェ・ド・クリエ」旗艦店をリニューアル

「カフェ・ド・クリエ」を運営するポッカクリエイトは12日、東京・池袋の「カフェ・ド・クリエ サンシャイン通り店」をリニューアルオープンした。「カフェ・ド・クリエ」の中で席数・面積ともに最大規模となる同店は03年にオープン。給水設備などの老朽化に伴いリニューアルとなったが、昨今の社会状況や利用者のニーズを踏まえ、居心地と機能の多様性を両立させる店舗設計を追求。テクノロジーを活用し、CS(顧客満足)とES(従業員満足)両方の向上を目指した次世代型の「カフェ・ド・クリエ」としてアピールしていく。

●串カツ田中HD アルコール需要取り込みを強化

串カツ田中ホールディングスが、「串カツ田中」でアルコール需要の取り込み強化に乗り出す。16日から、サイコロゲームを楽しませる企画「チンチロリンハイボール」の内容拡充や、アルコールドリンク対象の割引定期券の新規発行など、3つの施策を導入する。暑さが増してドリンクの販売が盛り上がる夏本番のタイミングに合わせてスタートし、「夏にとどまらず継続することで、新たな定番企画としていきたい」(同社)構えだ。