7月4日付の外食日報は

●アントワークス 新業態の育成に注力

丼チェーン「伝説のすた丼屋」やステーキ店「デンバープレミアム」などの肉業態を展開するアントワークス(東京・中野、早川秀人社長)が、新業態の育成に力を注いでいる。3年目に入った豚丼店「㐂久好(きくよし)」は順調な出店にあって既存店の強化にも取り組んでおり、惣菜の食べ放題企画のテストが好調なため、今月に一気に展開を拡大する。

●オアシスティースタンド 行列解消で「大人」開拓を

オアシスライフスタイルグループでテイクアウト専門ティースタンドの「TP TEA(ティーピーティー)」を展開するオアシスティースタンド(東京・青山一丁目、木川瑞季社長)は13日、事前オーダーシステムを導入した「TP TEA 六本木ヒルズ店」(東京・六本木)をオープンする。列に並ばずにスムーズに商品の注文・受け取りができる仕組みを導入し、時間を有効に使いたいオフィスワーカーなどの飲用シーン拡大につなげる。

●にっぱん 「発酵熟成鮮魚」の取り扱い本格化

主に東京都内で立ち食い形式中心に「魚がし日本一」ブランドの寿司店を34店舗展開しているにっぱん(東京・有楽町、近藤洋一社長)はこのほど32店舗で、ミートエポック(神奈川・川崎、跡部美樹雄社長)の「エイジングシート」を使った「発酵熟成鮮魚」の握りずしと刺身の販売を始めた。立ち食いスタイルの「立ち喰い寿司 魚がし日本一」(梅田阪神店除く24店舗)と、着席スタイルの「本格江戸前寿司 魚がし日本一」(全8店舗)で取り扱うもの。まずは31日までの期間限定販売だが