7月2日付の外食日報は

●夏のスタミナ食 「うなぎ」の提案が本格化

外食各社で「うなぎ」のメニュー企画が相次いでいる。うなぎは疲労回復に良いとされるビタミンB1が豊富な、夏のスタミナ源の一つ。本格的に暑い季節を迎える時期に夏バテの防止・解消になるとして、特に土用の丑の日(今年は27日)にかけて需要が高まる。また、梅雨の時期でも高湿度から汗による体温調節がしにくくなり、自律神経の乱れから体調を崩す人も増えることから、スタミナを付けるために求められる食材の一つとしてその動向が注目となる。

●コロワイド 利便性向上へキャッシュレス対応を拡大

居酒屋や焼肉、回転寿司などの多業態を展開するコロワイドは、グループ全体でのキャッシュレス対応を拡大する。1日からコロワイドグループ運営の2400店舗以上でLINEのスマートフォン決済サービス「LINE Pay」と、NTTドコモが提供するスマホ決済サービス「d払い」(街のお店)を同時に導入。「これからのキャッシュレス社会に向けての対応を拡げた」(コロワイド)格好で、「今後、外国人の利用客が増えてくる」(同)ことも見越した対応となる。店舗の利便性向上、使いやすい店づくりに力を入れる。

●キリンシティ 10月から全店を全面禁煙

ビアレストラン「キリンシティ」「キリンシティプラス」を計41店舗展開するキリンシティは10月1日から、全店を全面禁煙とする方針を固めた。従業員と利用客双方の受動喫煙防止・健康増進を図るとともに、来店客がより快適にビールと料理を楽しめる空間とするべく、「(10月1日に向けて)順次、禁煙化を進める」(同社)という。