7月1日付の外食日報は

●19年上半期の出来事

19年上半期の外食業界は、近年の課題である人手不足や、今後訪れる経営環境の変化を睨んだ対策が目立った半年だった。10月に迫った消費税増税に伴う軽減税率の導入、2020年4月に全面施行予定の改正健康増進法による受動喫煙防止対策の強化などに対して、各企業が方針の明確化や具体的施策に着手する動きが加速した。人手不足に伴う人件費負担の増加や消費者の節約志向、外食・中食を含めた競争など、依然として簡単には売上・利益を確保できない厳しい経営環境が続いている。

●カフェ・カンパニー 「伊右衛門サロン」2号店を渋谷ヒカリエに

カフェ・カンパニーは7月3日、カフェ「伊右衛門サロン」の2号店を東京・渋谷の複合施設「渋谷ヒカリエ」7階にオープンする。「食・心・身体の健康バランス」をお茶を通じてプロデュースし、健やかで活き活きとした生活文化を提案する店を打ち出す。

●ホットP調査、東名阪外食市場は2カ月連続増

リクルートライフスタイルの外食市場に関する調査・研究機関である「ホットペッパーグルメ外食総研」が首都圏・関西圏・東海圏の男女約9500人を対象に実施した19年5月度の外食市場調査によると、5月の外食市場規模は3圏域合計で前年同月比(以下、前年比)48億円増の3238億円と、2カ月連続して前年を上回った。