6月28日付の外食日報は

●あさくま ジャスダックに上場

主にロードサイドでステーキ・ハンバーグレストラン「ステーキのあさくま」(66店舗・4月末時点)を展開する、あさくま(愛知・名古屋、横田優社長)が27日、東京証券取引所ジャスダック市場に新規上場した。初値は公開価格1250円を46.7%上回る1834円となり、順調なスタート。その後、株価は1930円まで上昇して以降は売りも出て、公開価格を30.4%上回る1630円で初日の取引を終えた。

●一家ダイニングプロジェクト 新業態育成に注力

一家ダイニングプロジェクトは7月1日、パスタの新業態「爆辛スパゲッティ専門店 青とうがらし」を東京・代々木に立ち上げる。同社がパスタ専門業態を手がけるのは初。「屋台屋 博多劇場」「こだわりもん一家」の居酒屋2ブランドを外食事業の主力としつつ、今期(20年3月期)は収益源の多様化へ新業態にも注力。期中に2業態をオープンする計画下、まずは激辛パスタ店を投入する。

●5月既存店 GW効果が鮮明化

株式を公開している外食関連企業の19年5月既存店売上高(56社・業態)がまとまった(関連表は9面に掲載)。前年を上回った企業は32社となり、4月と比べて5社増えた。業態ごとの状況はファミリーレストラン(FR)でプラスに転じた向きが目立ち…