6月21日付の外食日報は

●20年3月期決算 7割の企業が増収増益を予想

株式を公開している外食関連企業による20年3月期業績予想、および最新の19年9月期業績予想が出そろった(一覧表を9面に掲載)。20年3月期予想(53社のうち現時点で予想非開示の企業、国際会計基準採用企業を除く50社が対象)をみると、経常利益ベースで増収増益(もしくは増収黒字転換)を目指すのは50社中34社となり、全体の約7割。19年3月期においては厳しい事業環境にあって多くの企業が当初予想を下回る決算内容となり、増収増益決算だったのは全体の4割にとどまっていた…

●静岡県東部初の「ららぽーと」が沼津に開業

三井不動産は10月4日、静岡県東部初の「ららぽーと」として、「三井ショッピングパーク ららぽーと沼津」(静岡・沼津)をオープンする。地元の名店を含む全214店舗のうち、118店が静岡県東部初出店というフレッシュな顔ぶれ。飲食はフードコートを含め33店舗で、ほかに水産物などの食物販とダイニングを融合させた「Mercado DE SAMASA(メルカドサマサ)」も施設内にオープンする。

●物語コーポ 「焼肉きんぐ」初夏商戦が好調

物語コーポレーションは、主力のテーブルオーダー型焼肉食べ放題業態「焼肉きんぐ」(223店舗・20日時点)の初夏商戦が好調だ。5日に投入した辛さを前面に押し出した新作の期間限定焼肉4品が、発売から2週間で総計10万食を突破。公式スマートフォンアプリと連動したキャンペーンも呼び水に「想定以上のハイペースで楽しまれている」(同社)という。8月末まで取り扱う今夏の目玉商品であり、夏本番に弾みがついている。