6月13日付の外食日報は

●盛り上がる「父の日」企画

「父の日」(6月16日)関連の企画が外食産業で賑わっている。ゴールデンウィークや「母の日」(5月12日)に次いで需要を盛り上げるきっかけとなるイベントとして各社が注目。初めて父の日関連の取り組みを行う向きも出ており、提案に力が入っている。折しも夏の企画が立ち上がってきている時期でもあり、夏商戦本番へ弾みをつけられるかどうかも含めて重要なイベントになっている。

●関門海、閑散期対策が本格化

とらふぐ料理店「玄品」「玄品ふぐ」の関門海が、夏の閑散期対策を進めている。先行している鱧(はも)メニューの販売に次ぎ、14日からは「焼きふぐ」を投入。価格訴求に力を入れる形で需要拡大を図る。
ふぐ料理は鍋物(ふぐちり)が主体なだけに、需要は冬場をピークに夏場は低調に推移しやすい傾向があり、同社の業態もその影響を受けている。ただ、近年は対策に力を入れており、夏場にかけてはふぐを焼物で楽しむスタイルを訴求。17年からは関西で夏に楽しまれる鱧の取り扱いも本格的に始めるなど、ふぐ以外の商品の提案も行っている。

●「横浜ハンマーヘッド」商業ゾーンが10月開業

新港ふ頭客船ターミナルが横浜市と公民連携で推進する複合施設「YOKOHAMA HAMMERHEAD PROJECT(横浜ハンマーヘッドプロジェクト)」の施設総称が「横浜ハンマーヘッド」に決まった。横浜市の新港ふ頭に位置し、施設中核の客船ターミナルに加え、「食」をテーマとした商業施設、ラグジュアリーホテルが一体となるもの。商業ゾーンの開業予定は…