6月5日付の外食日報は

●海帆 収益基盤立て直しへ

海帆は今期(20年3月期)、収益基盤の立て直しに注力する。企業再生に実績のある元ガーデン社長の國松晃氏を迎えて新たな経営体制で臨んでおり、レトロ調の居酒屋「なつかし処昭和食堂」を中心とした既存店の強化、新業態の育成などに取り組む。久田敏貴社長は「強力な人材も得ており、改めて『強い海帆』を作り上げる」と述べた。

●幸楽苑HD 「幸楽苑」全店に働き方改革アプリ「cyzen」導入

ラーメン「幸楽苑」を展開する幸楽苑ホールディングスは、従業員の働き方改革に取り組む。レッドフォックス(東京・丸の内、別所宏恭社長)が提供する、スマートフォンを活用した働き方改革アプリ「cyzen」(以下「サイゼン」)を「幸楽苑」全店に導入し、業務効率や生産性の向上を目指す。

●串カツ田中HD 夏向けの商品提案開始

串カツ田中ホールディングスは5日から「串カツ田中」で夏向けメニューを発売する。新作や人気商品を計8品投入し、繁忙期に臨む。串カツは4品を発売。新作はカレー味の鶏つくね串〈カレー玉〉150円(税別・以下同)。禁煙化を経てビジネスパーソンからファミリーまで客層が広がるなか、幅広く好まれるカレーに着眼した。ほかに、昨年人気だった…