6月5日号の日本外食新聞は

★外食産業を動かす人々
今夏に中国人専用の会員制焼鳥店を
飲食に限らず「熊」ブランドを展開へ

熊の○○
代表取締役 熊脇 稔康氏

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大阪《熊の焼鳥》が完全予約・会員制の
焼き鳥店で初のFC展開を開始!!
失敗から学んだ経営哲学とは?

プロ野球選手になるのが夢で、大阪・泉大津の高校に入学した熊脇さんだったが、学費を出してもらえず、新聞配達をして賄うことにした。ただでさえキツい野球部の練習。練習試合の遠征にもお金がかかる。1カ月フルに働いても4万円にしかならない新聞配達だけでは足りず、夜もアルバイトをしなければならなくなった。
友人に焼き鳥の「大吉」を紹介され、練習が終わって20時から「大吉」でバイトをして2時に帰宅。ドロドロのユニフォームを洗濯機に放り込んで1~2時間仮眠して新聞配達に出掛け、戻ったらすぐに濡れたユニフォームを持って朝練に向かう日々。授業中はほとんど爆睡︱︱と、こんな生活が2年生の途中まで続いた。
十代の若い肉体とはいえ、さすがにキツく、2年生の途中からは「大吉」一本に絞って野球に打ち込んだ。
高校3年生になり、進学か就職かの選択に迷っていた。求人票を見ても高卒の初任給など知れている。熊脇さんは「就職するならもっと稼ぎたい」と、思い悩んでいた。
そんな時、バイト先の「大吉」の師匠が良いタイミングで自分の貯金通帳を見せてくれた。通帳を見ると、毎月100~200万円も預金されていたのだった。「この人でこんなに稼げるなら、俺にもできる。この人になら勝てる」と過信した熊脇さんは、卒業してすぐに「大吉」に修業に入った。

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