5月31日付の外食日報は

●グルメ杵屋 レストラン事業の収益体質を強化

グルメ杵屋は信州そば店「そじ坊」や実演手打ちうどん店「杵屋」などを展開する主力のレストラン事業で、収益体質の強化に取り組む。他事業が順調に育っていることを支えに業績動向は順調だが、依然として主力事業の回復が課題。今期(20年3月期)は出店を抑えて既存店に経営資源を集中し、高付加価値商品の提案などを進めることで将来の事業拡大への基盤をつくる構えだ。

●壱番屋 低糖質アプローチは次の段階に

壱番屋は「カレーハウス CoCo壱番屋」における低糖質メニューのアプローチを新たな段階に進める。6月1日から、ごはん不使用で従来以上に糖質を抑えた内容に刷新。併せてトッピングによるカスタマイズの提案も行うことで、低糖質志向の人々のニーズに幅広く対応する自由度の高いメニュー構成に切り替える。

●松屋フーズ、「松屋」初の「創業当時の味」再現

松屋フーズホールディングス傘下の松屋フーズは、「松屋」で6月4日、創業時の味わいを再現したカレー〈創業ビーフカレー〉(並490円・大盛590円、税込・以下同)を発売する。7月上旬ごろまでの期間限定商品。期間中は通常の〈オリジナルカレー〉の販売は休止し、メニューバリエーションも看板の〈プレミアム牛めし〉に使用している熟成チルド牛肉も楽しめる〈創業ビーフカレギュウ〉(並700円・大盛800円。一部店舗は熟成チルド牛肉を使用せず内容・価格異なる)、ハンバーグも付いた〈創業ハンバーグビーフカレー〉(並700円・大盛800円)に変える。いずれもみそ汁付き。