5月29日付の外食日報は

●幸楽苑HD 利益の本格回復目指す

幸楽苑ホールディングスは今期(20年3月期)、前期に引き続き既存店の利益改善に注力することで、業績の本格的な回復を目指す。ラーメンの「幸楽苑」業態を主軸に据えつつ業態転換によって焼肉の「焼肉ライク」を拡充するなど、他社のブランドの活用による収益源の多様化も進める。

●関門海 割烹料理業態に挑戦

「玄品」「玄品ふぐ」ブランドのとらふぐ料理専門店を中心に展開する関門海は6月3日、初の割烹料理業態となる「玄品 玄銀(くろがね)」(以下、「玄銀」)を大阪府大阪市の北新地に出店する。高級飲食店街で知られる北新地への初進出にあたり、「これまで手がけていないレベルの高級ゾーンに挑戦する」(同社)という。大阪の料亭文化をモチーフにふぐ料理にとどまらない和食を提供する「ふぐ割烹」を訴求する。

●アレフ 「びっくりドンキー」で期間限定フェア

アレフが運営するハンバーグレストラン「びっくりドンキー」は、7月2日まで「レッツサルサ!」フェアを初開催する。体力や食欲の低下に悩む梅雨の時期に、サルサ料理特有のピリッとした辛味やフレッシュな酸味のさっぱりとした味わいを、色鮮やかな食材で彩ったメニューとして期間限定で展開する。同フェアの開催に至った経緯について同社は、「過去には5月に〈おろしそバーグステーキ〉などさっぱりとしたメニューをアピールしていたが、近年は5月でも夏日が多く…