5月23日付の外食日報は

●トリドールHD 出店数抑制で国内の「丸亀製麺」立て直し

うどんの「丸亀製麺」を展開するトリドールホールディングスは、国内事業の回復に注力する。今期(2020年3月期)の国内出店は従来立てた計画を見直し、抑制する方針に変更。前期は国内「丸亀製麺」の既存店売上高が前年を下回ったほか、想定を超える減損損失を計上したことが収益圧迫につながったことから、「国内の回復を早期に進めたい」(粟田貴也社長)と強調する。組織体制も見直して業績改善を目指す。

●WDI 既存店強化と着実な出店を

WDIは今期(20年3月期)、「既存店が明確に成長していかない限りは出店も成功しない」(清水謙社長)との認識の下、売上の前年クリアを目指して既存店の強化に力を注ぐ。併せて国内外で出店を着実に行うことで、継続的に成長するための基盤作りを進める。同社は「真のグローバル企業」を目指す中期方針の下…

●ワタミ 6月にベトナム初進出

ワタミは6月にベトナムに初進出する。ベトナムを拠点に外食や小売り、不動産などの事業を展開するSONKIM(ソンキム)グループをパートナーとして、ホーチミンに「饗和民」を出店する。1号店を軌道に乗せつつハノイやダナンなど各地でも出店を進め、10年間で30店以上を同国で展開する方針だ。