5月22日付の外食日報は

●日本KFCHD 今期も事業基盤強化に注力

日本KFCホールディングスは、今期(2020年3月期)も「KFC」事業の基盤強化に注力する。消費者目線に立ったニーズの把握やQSCの強化、客数回復に主眼を置いた施策が奏功し、増収と大幅な増益を達成した前期までの施策を踏襲しながら、引き続き店舗の活性化に取り組む構え。来年7月の創立50周年に向けたブランディング活動やデリバリーの強化、優秀な人材の確保・育成などにも力を入れることで、中期的な事業成長に向けた基盤を固める。

●安楽亭 販売能力の向上を最優先に

安楽亭は今期(20年3月期)、5つの課題として「人的レベルアップを通じた現場運営レベルの向上」「業態のブラッシュアップや新提案の取り組み」「出店やM&A(企業の合併・買収)の強化からのスクラップ&ビルドの推進」「既存店の収益力アップのための投資効率とスピードの向上」「ブランド力強化を意識した消費者とのコミュニケーションの強化」に取り組む。柳先(やなぎ・せん)代表取締役専務は、厳しい消費環境を踏まえて「第一に店舗の販売能力の向上を優先して取り組む」と述べた。柳先専務は6月27日付で社長に就任する予定で、新たな経営体制の下で業績回復を目指す。

●養老乃瀧 「賛否両論」とのコラボ企画第8弾

養老乃瀧はこのほど、「養老乃瀧」「だんまや水産」の対象店舗において、東京・恵比寿の人気日本料理店「賛否両論」(笠原将弘社長)とのコラボレーション企画として、「賛否両論」限定メニューを発売した。30日までの期間限定を予定する。