5月21日付の外食日報は

●カッパC 「フルオーダー型店舗」への改装加速

「かっぱ寿司」を展開するカッパ・クリエイトは、寿司を流す回転レーンを持たない「フルオーダー型店舗」への改装を加速する。前期(19年3月期)に実施した15店舗の大型改装はすべてフルオーダー型への転換で、改装後は売上高、客数ともに全体として「約10%の伸び率」(小澤俊治社長)で推移している。回転レーンを持たない寿司業態は競合他社で先行して拡大しているチェーンがあるが、「かっぱ寿司」のフルオーダー型店舗では寿司1皿(1貫)を50円(税別・以下同)から注文できるようにするなど…

●SRSホールディングス 高成長への下地作り進める

関西を地盤に「和食さと」や「にぎり長次郎」などを展開する和食チェーンストア企業のSRSホールディングスは今期(20年3月期)、既存業態のブラッシュアップによる収益力向上に力を注ぐ。海外展開での出店加速、外食ノウハウの中食分野への応用にも取り組み、中期での高成長に向けた下地作りを進める。

●ブロンコビリー 南米・ウルグアイ産牛肉を導入

ブロンコビリーは27日からステーキ・ハンバーグレストラン「ブロンコビリー」で、南米・ウルグアイ産牛肉のメニュー2品を発売する。ウルグアイ産牛肉が国内のチェーンレストランで導入されるのは初となる見込み。赤身肉ブームを追い風に積極的に販売する。