5月20日付の外食日報は

●サンマルクHD 既存店強化に力注ぐ

サンマルクホールディングスは今期(20年3月期)、既存店売上高の5期ぶりプラスを目指して、商品提案の強化や改装、人手不足対応などに注力する。綱島耕二社長は「ウエイトの大きい既存店の強化なくして再成長はない」といい、既存店に経営資源を集中する。

●ワタミ 「ミライザカ」「三代目鳥メロ」の積極展開継続

ワタミは国内外食事業で、収益力回復の原動力となっている「ミライザカ」「三代目鳥メロ」中心の店舗展開を今期(20年3月期)も進める。前期は5期ぶりの店舗純増も果たし、「着実に成長していくための基盤を作ることができた」(清水邦晃社長)という。成功パターンを引き続き推進し、再拡大期への道筋をつける。

●アントワークス 焼肉専門店に参入

丼チェーン「伝説のすた丼屋」やステーキ店「デンバープレミアム」などの肉業態を展開するアントワークス(東京・中野、早川秀人社長)が、焼肉専門店に参入する。24日、黒毛和牛にこだわったラインナップを特徴とした新業態「焼肉まる秀(ひで)」を東京・国分寺に立ち上げる。ロードサイド中心に多店舗化を進める方針で、まずは20年2月末までに4店舗体制とする計画だ。