5月17日付の外食日報は

●ゼンショーHD 出店加速やM&A効果で連続成長へ

ゼンショーホールディングスは今期(20年3月期)、出店の加速や既存店の強化に取り組む。前期に行ったM&A(企業の合併・買収)の効果が本格的に表面化することも相まって、連続の増収増益を見込む。今期以降の3年間の継続成長を掲げた新たな中期計画も打ち出しており、目標としている「フード業世界一」への歩みを進める。

●ゴリップ 「牛カツ京都勝牛」で「選べる楽しみ」提案

ゴリップはこのほど、牛カツ専門店「牛カツ京都勝牛」の一部店舗で「部位から選べる新メニュー」として先行導入していた「選べる牛カツ」5種の販売を、全国の店舗に拡げた。4月23日に先行導入した関東エリアの7店舗で好評だったことも受け、5月13日からは大阪・広島・福岡・名古屋の店舗で導入。同16日からは京都の全店ほか、宮城・仙台や神奈川・鎌倉の店舗でも提供を開始している。

●ペッパーFS 「いきなり!ステーキ」で牡蠣を導入

ペッパーフードサービスは16日からステーキ業態「いきなり!ステーキ」の東京都内の3店舗(銀座6丁目店・新橋日比谷口店・虎ノ門店)限定で、牡蠣をメニューに加えた。3月からは一部店舗でカレーを採り入れていた。ステーキとの相性の良いメニューを試して、業態の魅力を高めるアプローチが目立ってきている。