5月15日付の外食日報は

●松屋フーズHD 主力ブランド軸に出店加速

松屋フーズホールディングスは今期(20年3月期)、出店ペースを上げて収益基盤を強化する。70店舗以上の出店を改めて目指すもので、「既存店が堅調な業態を優先していく」(瓦葺一利社長)として主力ブランドの「松屋」を中心に出店を加速。利益回復につなげる。

●リンガーハット とんかつ事業活性化を

ちゃんぽんの「リンガーハット」を展開するリンガーハットは、「濵かつ」をメインとするとんかつ事業の活性化に取り組む。今期(2020年2月期)は集客やテイクアウト販売の強化に力を入れることで前期を上回る既存店売上高を確保し、とんかつ事業の業績向上にもつなげる狙い。

●東急電鉄 11月に「グランベリーパーク」 開業

東京急行電鉄は、東京・町田の田園都市線南町田駅直結型商業施設「グランベリーパーク」を11月に開業する。今秋開業予定としていたスケジュールの詳細を固めた。併せて、夏に全容を明らかにする約230店舗のテナントのうち8割超にあたる197店舗を先行的に発表した。全体の3割が飲食・食物販の店舗が占め、さまざまなジャンルで人気のファストフードやレストランなどをそろえる。