1月15日号の外食日報は

●冬の需要盛り上げる「いちごデザート」提案が本格化

冬本番を迎え、旬のいちごを使用したデザートメニューの提案が賑わっている。いちごのデザートは季節のデザートの中でも人気上位に位置するチェーンが多く、今年もファミリーレストランや回転寿司、カフェといった幅広い業態が販売。ブランドの看板商品をモチーフにしたスイーツの投入もみられるなど、目新しさのある商品で訴求する動きもみられる。

●UFSが「上島珈琲店」で出汁×コーヒーを新提案

UCCグループで外食事業を担うユーシーシーフードサービスシステムズは、90店舗(14日時点)「上島珈琲店」の12店舗限定で16日から2月中旬まで、看板商品〈ミルク珈琲〉の冬季限定新作〈鰹出汁薫るミルク珈琲〉税込680円(ホットのみ・一部店舗は価格異なる)を発売する。

●2024年の飲食店倒産件数が過去最多に

帝国データバンク(TDB)はこのほど2024年の「飲食店」の倒産動向調査をまとめた。負債1000万円以上の法的整理を対象とした24年の飲食店の倒産件数は894件で前年(768件)比16.4%増加。過去最多だった20年(780件)を更新した。