12月23日号の外食日報は

●年末年始に向け「ご馳走」メニューの提案が本格化

12月に入り、「ご馳走」や「豪華」、「贅沢」といった年末年始の需要を意識したメニュー提案がいよいよ本格化している。家族や友人などでの集まりが増える年末年始は例年、普段よりも付加価値や単価の高いメニューに対する注目の高まりがみられる時期。寿司チェーンやハンバーガー、ステーキ、しゃぶしゃぶなどを提供する幅広い外食チェーンで、高級食材を使ったメニューや普段とは異なる価値を打ち出す商品で来店を促す取り組みが広がっている。

●25年3月期2/4期決算② 赤字だが売上・損益とも予想を上回った企業も

株式を公開している外食関連企業の25年3月期第2四半期決算と24年9月期決算(一覧表は20日付8面に掲載)がまとまり、25年3月期第2四半期決算では対象45社(国際会計基準採用企業、連結決算への移行や上場初年度のため比較がない企業を除く)のうち5割弱に上る22社が本業のもうけを示す営業損益ベースで減益もしくは赤字だった。

●福岡国際空港が国際線出発前エリアにフードコート

福岡国際空港は、国際線ターミナルビルで進めている利用客の利便性やサービス向上を図る増改築プロジェクトの一環で25年3月28日、国際線3階の出国審査場から搭乗口の間の出発前エリアに、8店舗で構成する約300席のフードコート「HAKATA FOOD HALL」を開業する。「にぎやかな屋台街」をコンセプトに…