11月26日号の外食日報は

●25年2月期は8割の企業が増収増益・黒字化予想も先行きには慎重

外食関連上場企業による最新の2025年2月期業績予想、および8月期決算企業による25年8月期通期の予想が出そろった。2月期決算企業では、本業のもうけを示す営業利益ベースで増収増益(もしくは増収黒字)を予想しているのは対象15社(下表参照/国際財務報告基準採用のクリエイト・レストランツ・ホールディングスとコメダホールディングス除く)のうち8割を占める12社に及ぶ。上期決算を経て今般、通期予想に関して15社中5社が修正を実施しており、うち3社が売上・利益ともに増額した。

●ペッパーフードサービスが初のすき焼き専門店「すきはな」1号店

ステーキ店「いきなり!ステーキ」を主力にステーキ・ハンバーグ店「炭焼ステーキ・くに」などを展開するペッパーフードサービスは12月6日、新業態のすき焼き専門店「すきはな 新橋銀座口店」を東京・新橋にオープンする。すき焼き専門店の出店は同社初。

●HPグルメ外食総研が「ダイナミックプライシング(DP)」の意識調査
リクルートの外食市場調査・研究機関であるホットペッパーグルメ外食総研が実施した「外食店のダイナミックプライシング(同じメニューが時間帯や立地などで価格が変わる設定)導入に関する消費者アンケート調査」によると、「納得できる」と「やや納得できる」を合わせた「納得できる・計」が54.3%となり、「納得できない」と「あまり納得できない」を合わせた「納得できない・計」の18.3%を大きく上回る結果となった。